明けましておめでとうございます、
年跨ぎ映画として拝見しました。
ギャングから“麻薬”を押収した警察は報復で毒を盛られて倒れてしまう...病院へ運ぶ為に手助けをお願いされたのは、偶然に逮捕されていた釈放されたばかりの元・囚人のディリだった...
久々のインド映画でした。
ダンスもない!歌もない!けど、アクション、クライム映画として凄く良かったです!!
“マ・ドンソク”のように敵の前に立ちはだかるだけで、【強者】と思わせるディリの威圧感はかっこいい!格闘シーンも凄い良かった!BGMとの調和はさすがです!
毒を盛られた警察官を運ぶのに、たまたま来ていたケータリング店のトラックを使ったカーチェイスや、竹やぶでのギャングのトラップ襲撃や、ガラス瓶攻撃も、劇中で“銃”をほとんど使用しないのがまた味が出ますね!都市感がなく、ギャングの根深さがあるように思えました。
時折見られるディリの信仰心(額に灰をつけたりするのはどこかな?調べてみたけど見つからなかった)もインドの映画ならではで、それを見るだけで世界観に浸れますね!
元・囚人ディリの背景や、釈放後の目的もドラマチックであり、強面なディリから不意に零れおちる優しくも、悲しい表情にぐっときます!!
最後も伏線回収的な暴れっぷりで爽快でした。ディリあなたは一体何者...
裏切りあり、悲しい別れもあったり、
今まで観てきた“インド映画”とは違った感じでした。続編もあるらしいので楽しみです!
まだまだ知識はなくて、
“ボリウッド映画”と認識でしたが今作は“コリウッド映画”(南インドのタミル語映画でチェンナイのコダムバカムという地域にあるスタジオで作られている作品)と、知ったので、今年はこういった事も注視して映画を楽しみたいです!
去年の10月頃より、filmwarksのレビューを活用始めました!!そこから様々な方と交流させて頂き、本当に楽しませてもらっています。ありがとうございます!
まだまだレビューしてない作品もあったり、2023年もどんどん新作映画もやってくるので、地道に感想をかいていけたらと思います。
お世話になったフォロワーさんひとりひとりに新年のご挨拶できなくて申し訳ありません。
今年も皆さんに素敵な“映画”との出会いがありますように。