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デス・レースのJUNのレビュー・感想・評価

デス・レース(2008年製作の映画)
3.5
観終わって気付く「これ観たことあるやつ」…
しかしほぼなにも覚えてなかったので、初見の気持ちで感想書きます。笑 案外古い作品なんですよね。

まず、メタメタなカーアクションを期待して、それこそワイスピとかそういう感じの映画だと思って鑑賞したのですが、これはカーアクションというより、アクションですね。全然ちゃんと走らなくて、「抜かす抜かさない」というよりは「殺す殺さない」の選択肢です。

経済的危機によって犯罪率が上昇、治安が悪化したアメリカが舞台。刑務所は民営化し、収益を得るために、囚人による、釈放をかけたネット中継カーレース"デス・レース"が世間の人気を博していた。
ある日何者かにはめられ、妻殺しの罪を着せられた元レーサーのジェンセン・エイムズ(ステイサム)は、最も"デス・レース"で稼ぐ刑務所へ投獄される。そこでジェンセンは、世間から人気が高かったが、前回のレースで死亡してしまった覆面レーサー"フランケンシュタイン"として、彼の人気から得られる収益を逃すまいと、彼の死を隠蔽することを望んだ刑務所側に、レースに参加することを強要される。
愛する娘のために、ジェンセンは死のレースを乗り越え、自由の身となることはできるのか?
というストーリーです。

このあらすじの感じ、絶対面白いB級カーレース物だと思いませんか?少なくとも私はそう思っていました…
この映画のミソは車ではなく、殺し合い。このクルマかっこいいだろ?というよりは、強そうだろ?という感じで、とにかく、レースなんてしてません!笑笑 ステイサムという配役だけに、その事実がなかなか受け入れられず、気づいたら終わっていました…

ストーリーとしては可もなく不可もなく、王道なB級という感じで、この尺でなら全然飽きずに観ることはできます。
ステイサムかっこいい!


これはネタバレなのですが、フランケンシュタインの人気で儲けようとしながら、勝たせないようにあからさまな妨害を運営がするのは、流石に視聴率落ちるだろってずっとモヤモヤしながら観ていました笑
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