バイオレンス・マリカー開催!!?
カルト的迷作、ロジャー・コーマン監督のデス・レース2000をステイサム主演で設定に大幅にアレンジを加えリメイクした本作。
治安が悪化した近未来のアメリカ…。
民営化された刑務所では、囚人達に武装した車で殺し合いのレースを行わせ、ライブ中継するデス・レースが人気を博していた。冤罪で投獄された主人公は、人気レーサーの身代わりとなり死のレースに参加するハメに…!!
悪かないけど、すんごく大味な作りww
まぁ、ノリと勢いでそれなりに楽しめました。
オリジナルのデス・レースの、通行人を轢き殺してポイント稼いだりする超不謹慎ブラックネタは今回無し!!
思いのほか、マイルドな仕上がりになっていました。
良い感じに頭悪そうな武装車で激しくぶつかりまくる様子は、厨二ボーイにはたまらないヒャッハーな爽快感ww
レース上のスイッチを踏むことで、武器、防具が使用できるという、ゲーム脳全開な設定もバカらしくて好き。
もう、これマリオカートじゃんかww
ちょっと残念だったのは、濡れ衣を着せられた主人公の復讐があっさりし過ぎなのよね…。もうちょいそこに重きを置いて描いて欲しかったかなぁ〜。
あんなんで脱獄できるなら、みんなやってるわ!と言いたくなる雑展開だったり…
残忍なゲイ役だったタイリースさんが、終盤には割といい奴になってたり…w
とまぁ、ツッコミどころは多々ありました。
良くも悪くも予定調和、勧善懲悪。
死にそうな奴は死ぬし、メインは絶対不死身w
まぁ、何も考えずに楽しむには丁度良いカーアクション映画でした。
デス・レースって言うくらいなんだから、もっとバイオレンス要素が欲しかったなぁ〜。
〜〜☆余談☆〜〜
今回久しぶりに観て気付いたのは、メカニックお師匠さんが、近年は「ジョン・ウィック」シリーズでお馴染みのイアン・マクシェーン氏だったこと。
あと、公開当時は違ったけど
今となってはステイサムさんとタイリースさんというワイスピタッグ!
ステイサムさんって何かと、運転上手い役が多いですね。
ホントに上手いのかもなぁ…。