ブリリアショートショートシアターオンラインにて、鑑賞。
人気の新聞小説『ロカンボール』シリーズを執筆する男性作家。給料に不満を持っていた彼は、ロカンボールを窮地に立たせたまま、新聞社を去ってしまい……。
1800年代に実在した作家・ポンソン・ドゥ・トロイユをモデルにした短編作品。
シンプルな内容ながらも、リズミカルな音楽とともにテンポよく進んでいくストーリー。
史実を基にした作品でありながらも、出来事だけにとらわれず、しっかりと、その渦中にある人々の様子を丁寧に描いているのが良かった。
窮地に追い込まれるロカンボールと、別の意味で窮地に追い込まれるトロイユという対比も面白く、2つの物語が交差するように描かれる構成も見事だった。
参考
素晴らしきロカンボール | HOPPY HAPPY SHORT FILMS | HOPPY HAPPY THEATER
https://hoppy-happy-theater.com/shortfilms/133/
(本編はコチラ。)
ミステリの歴史4-3
http://mysterydata.web.fc2.com/HST/HST_04_03.html
(ロカンボールについて調べたところ、日本のサイトで一番詳しく書かれたのが、ここでした。)