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明日に向かって笑え!のtenのレビュー・感想・評価

明日に向かって笑え!(2019年製作の映画)
3.3
愛すべきバカの話。
導入から好き。しょんぼりすることもとんでもないことも淡々と語られていくシュールさが楽しい。突然特技とか出てくるのいいよね。手に職ってこういう感じかな。計画無謀だし、やること雑だし、どう考えても捕まる未来しか見えなくてそわそわするけれども、バカ話ですから!
シーンだけ切り取ると感動の場面も、冷静に考えたら疑問符が飛んで笑ってしまう。
夢が叶う話の細かさもバカっぽくて好き。ラストシーンとか、たぶんそれで充分だったところをあそこまでやったんだろうな、っていうのがたまらない。
ペロン主義は分からなくても大丈夫というか、見てると何だか分からなくなる気はした。
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