このレビューはネタバレを含みます
青葉市子さんが大好きで、公開当時からずっと見よう見ようと思い大事にしすぎて見れていなかった作品のひとつ。
見る前にXで、鑑賞後の後味が胸糞な映画トップスリーみたいな投稿(ウン万RTとかされていた)を拝見していましだが、改めて欲しいな、それだけでは無いなという思いでした。確かに在り来りなハッピーエンドな終わり方ではなかったですが。
ちょうど鑑賞したタイミングで、ライオンの隠れ家(ドラマ)も見ていたので、個人的に発達障害をはじめ、障害の有無に関わらず、人との間にある「当たり前の境界線」について考えさせられていたので、いい時期に見られたなと思いました。
言わなきゃ伝わらない、言っても伝わらない、自分の外へ言語化しようとすると実は内側で主観でしか考えて無かったことに気づいたり。袖捲り少年とあみ子の会話がきっかけだったなと思いました。