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スティルウォーターのkankoのレビュー・感想・評価

スティルウォーター(2021年製作の映画)
3.8
見終わって気持ちがぎゅっとした状態。
借り出所した女がフランス人の彼女に父親のダメぶりを言うが最後に自分もと言っていた意味が分かる。

主人公の父親の置かれている立場は人ごととも思えず、社会の底辺のようなことを言っていたが、そんな彼に束の間の幸せを過ごしていたのに。

フランス人の彼女にしても許せる部分と許せない部分があったんだろうな。ゆえにこの終わり方はしかたがない。とは言え、辛いやるせなさを感じる終わり方です。

マット・デイモン、淡々と父親を演じていて良かった。
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