焼きそばパン

前科者の焼きそばパンのネタバレレビュー・内容・結末

前科者(2022年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます


ドラマ全6話を一気見してそのまま劇場で鑑賞。これが大正解でした。ドラマを観てからの方が絶対にいいと思います。
1番の理由は佳代とみどりちゃんとの出会いが描かれてるからです。
映画では常に佳代の心の拠り所だったみどりちゃんは佳代の初めて担当した対象者で、今の佳代に非常に影響を与えて、佳代も影響を与えた人物で僕の推しです。

ドラマでは多く語られなかった佳代が保護司になった事件と、今回メインで描かれている森田剛さん演じる対象者工藤の事件が軸に物語が展開していき、若葉竜也さん演じる実が工藤の弟、その事件を追う刑事が佳代の元恋人の真司とわかってから終始ゾクゾクとドキドキしっぱなしでした。

最後の病室での佳代と工藤のシーンは思わず涙してしまったし、無給で前科者の更生に寄り添う保護司の方々の素晴らしさをドラマ、映画を通じて感じました。

個人的にドラマから見ている分、佳代のバイト先の店長の優しさに沁みまくりました。
あーゆー人が職場にいると色々と救われる部分があるなぁと思いました。推し2人目です。

工藤兄弟を演じた森田剛さん、若葉竜也さん素晴らしかったです。ヒメアノ〜ルでのバイオレンスさとはまた違った、不器用な心の優しい人間を、若葉竜也さんは割と緩い役を観てきたので、今回の生き苦しんでいる実の迫真の演技には圧巻でした。
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