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007/美しき獲物たちのATSUYAのレビュー・感想・評価

007/美しき獲物たち(1985年製作の映画)
3.6
さようならムーア・ボンド

『007』シリーズ第14作目です。
ここまで7作に渡ってジェームズ・ボンドを演じてきたロジャー・ムーアとはここでお別れです。
「べ、べつに寂しくなんてないんだからね(ㆀ˘・з・˘)」
と言いたいところですが、ちょっと寂しいです。
お疲れ様でした。

そして、マネー・ペニーを演じたロイス・マクスウェルもこれが最後の出演です。
どんなに美人なボンドガールよりも、どんなに個性的な悪役よりも、コネリーボンドよりもムーアボンドよりもマネー・ペニーが大好きです。『女王陛下の007』で流した涙、絶対に忘れないよ。 お疲れ様でした。

本作、そんなボンドさんとマネー・ペニーのラストを飾るのにふさわしい作品かといえば...微妙なところです。ムーアボンドは平均的な出来の作品が多かった気がします。

ただ今回は悪役が最強です。
それもそのはず、あのクリストファー・ウォーケンですから。
歴代悪役の中で一番のイケメンで、一番の金髪サイコパス野郎。
乳首を3つ持つ男、サメの歯を持つ男の次に好きです。

次作からはティモシー・ダルトンの登場です。
『ドクター・ノオ』からの常連組はいなくなり、古株はQだけ。変化していく『007』を楽しみます。
はやくハル姉さんとエヴァ姉さんに会いたいな。

あ、そういえば、ドラゴになる前のドルフ・ラングレンがちょい役で出てました。ピントも合わないくらいのちょい役です。

最後にロジャー・ムーアボンド7作の個人的ランキングを発表します。

🥇『007 私を愛したスパイ』
🥈『007 死ぬのは奴らだ』
🥉『007 美しき獲物たち』
悪役賞 スカラマンガ
頑張ったで賞 ジョーズ
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