kazu1961

まばたかない瞳 バンガロール連続誘拐殺人のkazu1961のレビュー・感想・評価

4.0
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-345
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋時おりあるんですよねボリウッド作品には、どんでん返しの応酬の脚本が良くできたサスペンス作品が!!そのネタ明かしは、邦題とエンドロールのソング「Imaikkaa Nodiyil」に現れているんですね。

🖋本作、連続殺人事件の犯人とそれを追う中央捜査局CBIのシングルマザーの有能捜査官アンジャリ、そしてその弟を巻き込んで、二転三転としていく捜査と逃亡劇を描いたサスペンス作品の良作です。その二転三転するストーリー展開とある意味どんでん返しのクライマックスはもう前のめりで魅入ってしまいます。そのプロセスではボリウッドならではの過剰な音楽の演出、その中身の暴走は目をつぶりらなければですが。。。

🖋最初は連続殺人犯の主人公アンジャリを軸とした捜査、そして主人公はアンジャリの弟アルジュンへと移り、一見本筋と関係ないようなロマンスが描かれて、そしてまた主人公アンジャリへと展開が戻るその構成は面白く、クライマックスに向けて全てが繋がった時に“ええ!!そうやったんや!!”と本作の核となる“ルドラ事件”の全容が見えます。そこで初めて本作の面白さがグッとくる、そんな作品です。さりげなく撒かれる伏線が効果を発揮する、ラスト近くの映画的密度のパワフルさはやはりお見事!!

👍Story:(参考: 公式サイト)
バンガロールを震撼させる連続誘拐殺人事件。富裕層の子弟が誘拐され、身代金が払われるにもかかわらず惨殺されるのだ。捜査に当たる中央捜査局のアンジャリは、犯人を自称するルドラという男に肉薄しながらも取り逃がしてしまう。犯人、警察、中央捜査局が三つ巴となっての息詰まる追跡劇。クライム・スリラー。

🔸Database🔸
・邦題 :『まばたかない瞳 バンガロール連続誘拐殺人』
・原題 :『Imaikkaa Nodigal』
・製作国 : インド
・初公開 : 2018
・日本公開 : 202/06/04
・上映時間 : 168分
・受賞 : ※※※
・監督 : ニャーナムットゥ
・脚本 :
・原作 : ※※※
・撮影 :
・音楽 : ヒップホップ・タミラー
・出演 : ナヤンターラ、アタルヴァー、ラーシー・カンナー、アヌラーグ・カシャップ

🔸Overview (参考:映画. com)🔸
「インディアンムービーウィーク2021」(21年6月4~24日=キネカ大森)上映作品。
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