夜永遊

グリンチの夜永遊のネタバレレビュー・内容・結末

グリンチ(2000年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。
実写だったはずなのに、ジムの芝居がコミカルで時々カートゥーンアニメ見てるような感覚になるの面白かった。小道具、セットもすごく凝ってて可愛かった。

グリンチがクリスマスを嫌いになった理由は、普通にいじめだし、あれをされて怒りを個人ではなく「クリスマス」に向けるところにグリンチの根の優しさが出てるのかなぁと思ったな。
自分の小さい心を見て「これでいい」と開き直るグリンチは小さい心臓それ自体に自分がいじめられた理由を押し付けていたようで悲しかった。

最後にこの作品が語るテーマがすごく優しくて、泣きました。
物じゃなくて形のないものをやりとりして関係性はできていくよね。
クリスマスだけじゃなくて、全ての人間関係はきっと、何を盗まれても大事なものを忘れなければ決して傷つけられることはないものなんだろうね。
夜永遊

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