はゆりぃ

地球の限界 “私たちの地球”の科学のはゆりぃのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

SDGsが叫ばれる昨今、日々のニュースをただノホホンと聞いてるだけでは分からない危機迫った地球環境について様々な映像や詳細なデータを用いてフィーチャーされている作品、と言うと簡単だけれど
正直、目の覚めるような数字と言葉が随所にあって驚きが止まらなかったし、考えさせられた
こんなにも深刻なのかと

本作を通して、地球環境に対して支配的な立場を占める人間自身が、限界点に達しつつあるその破壊を食い止め、存続させること、それこそが豊かな社会を持続させ、ひいては発展させる一助になることがわかる

一方で、環境保全は急務であっても経済成長との両立はかなりの難題であるように見えるし、日々の暮らしに忙殺される中で、そこまで高いレベルの意識が人々に果たしてどこまで根付いていけるのかという疑問が生じる

かなり難しそうという個人的な感想を抱きつつ、印象的だったものをいくつか挙げておくと

・南極には回復能力が無く、このまま氷が溶け続けると映画のような荒廃した未来が待ち受けている
・人類は今後30年で化石燃料の使用を止める必要がある
・過去50年で野生生物の68%が絶滅した
・アマゾンの熱帯雨林は既に20%失われている
数字間違ってたらごめんなさい


あと環境保全に関して言うと同じくnetflixシリーズ「ビックデータ黄金時代」エピソード2、3あたりが刺激的な内容だったように記憶していて、オススメです(個人的にはシリーズ全体通して面白い)
はゆりぃ

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