サラミ山カルパス

裁かるゝジャンヌのサラミ山カルパスのレビュー・感想・評価

裁かるゝジャンヌ(1928年製作の映画)
3.0
みんなの顔圧と眼圧が凄まじかった。

ジャンヌ・ダルクについての知識が乏しすぎて背景は掴みきれなかったけど、ジャンヌの表情に終始圧倒された。無声映画で台詞は字幕、クロースアップが異常に多いけど会話する者同士の視線はちぐはぐ、空間的にも時間的にも非常に曖昧。神の視点がないのは、神が存在しないことの暗示か。いわゆるセオリー通りではなく原始的だけど、それゆえの力強さったらない。
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