世にも奇妙な物語風の変な映画。
思い込みや記憶が形となって表出する不思議な土地が舞台で、男女関係のいざこざが描かれる。
思いや記憶とどう向き合うのか、どう処理するのか。それが見どころ。最後の川口春奈の髪のなびきが美しかった。
ホラーぽい音楽や色調だけど、展開は軽快でコメディタッチ。それだからか、ずっと違和感があった。上手くやれば良い違和感になった気もするが、ちょっとすべっている感じは否めない。
とはいえ、アイデア勝利な部分もあり、最後まで楽しく見れました。
「神だと思えば神。悪魔だと思えば悪魔」というセリフが印象に残ってる。その人の捉え方次第で、見えてくるものが変わってくるということだろう。