ナマステーション

ONODA 一万夜を越えてのナマステーションのレビュー・感想・評価

ONODA 一万夜を越えて(2021年製作の映画)
4.0
小野田さんを映画化するのは意外にもこれが初めてらしい。しかもフランス人監督とスタッフなのですね。3時間は少し長いですが30年の月日を体感するのにはちょうど良い長さだと思いました。みんな良い俳優さんだったな。
現代の人は、戦争は国民は洗脳されてたとか軍部が暴走したとか、何故か上から目線で語るが、現代人は何も進化してないのはコロナ禍で痛感。
有色人種を下等なサルと東アジアを植民地にしていた差別主義欧米列強の白人どもに目にもの見せてくれた日本軍には拍手。
この戦争をキッカケにアジアの国々は独立を果たした事を思うと歴史を客観視する入り口としても、良い映画です。