けい

父に贈る言葉のけいのネタバレレビュー・内容・結末

父に贈る言葉(2014年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

家族だから、友達だから、言わなくても伝わっているでしょ、と思うことでも改めて言葉にして伝えると思わぬ感動があるようで。「愛してる」の一言がなかなか言えない気持ちは共感しかないし、ましてや父親に言うなんて恥ずかしすぎる。父親と電話しているだけなのにジタバタする主人公をそっと見守りながらもときに背中を押してくれたり、すぐにハグして安心させてくれる優しい奥様。あんなにも温かい気持ちになれるなら…と結婚生活にほんの少し憧れを抱いてしまった。やっとの思いで伝えられた後の電話の向こうの父親のセリフは聞こえないけれど、涙になる主人公の様子で容易に想像できてしまうのがまた面白い。「気をつけて」「また会おう」「ありがとう」そんな当たり前の言葉さえも「愛してる」と同じくらい気持ちを伝える大切な言葉なのだろう。

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