仕事でミスをし、ミッションで出会った少女を救おうとしたことから雇い主の「会社（ファーム）」に命を狙われるハメになった殺し屋の主人公が、生き残りを賭けて戦うバイオレンスアクション。
ポップな映像にコメディっぽいコテコテのシチュエーション、主人公はじめ味方側はみんな女性、それなのに容赦ないバイオレンス描写なのが新鮮。
カーアクションのシーンやガンアクション、接近戦などかなりハラハラして楽しめた。
B級っぽいテイストに作ってあるけれど、男性を徹底して搾取する側、物腰はソフトでも女性を見下す存在として描いていて、それを徹底してやっつけるあたり、コンセプトが明確な作品。
連帯する女性たちの関係性も、たまたま出会った殺し屋＆少女、母と娘、旧友、恋人（おそらく）と多彩。
もともとカレン・ギランの主演作ということで楽しみにしていた作品。
長身や長い脚を活かしたアクションはパワーがあってクール！
そして母役のレナ・ヘディ、主人公が助けを求めて駆け込む「図書館」職員の1人のミシェル・ヨーのアクションが格好良すぎた。
弾丸も血飛沫もかなり多めのバイオレンスだから覚悟して観た方が良いかと。
（ポップな外観にダマされないように注意。）
とは言え、キングスマンやジョン・ウィックシリーズが好きな人はこの手のアクションと設定好きだろうなーと思う。
ダイナーの場面で出てくるミルクシェイクが美味しそうで飲みたくなる！
