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ギャング・オブ・アメリカのnoborushのレビュー・感想・評価

ギャング・オブ・アメリカ(2021年製作の映画)
3.3
Lansky 2021年作品 
6.5/10
エイタン・ロッカウェー監督
ハーベイ・カイテル サム・ワーシントン
ギャングの財政顧問 マイヤー・ランスキー(ハーベイ・カイテル)の話。
1991年の「バグジー」では、バグジー・シーゲルが描かれていたが
カーベイ・カイテルも出ていた。
「タクシードライバー」でポン引きだった男がランスキーの晩年を
演じるとは時の流れを感じずにはいられない。
ランスキーが回顧録を記者に書かせる話で、記者役のワーシントン
は空気だし、回顧シーンもぱっとしないが、カイテルが出ている
シーンだけが良かった。ヤクザな役を長年演じて老年になった俳優の
説得力が凄い。
含蓄に富んだ台詞もカイテルだから生きてくる。
ユダヤ系のランスキーのアウトサイダーとしての疎外感が、
よく描けていた。
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