メタ壱

フィアー・ストリート Part 2: 1978のメタ壱のレビュー・感想・評価

3.8
『フィアー・ストリート』三部作のパート2!
前作で生き残った者はかつての事件の生き残りである女の元を訪れる。
その女から語られたのは1978年にこの町で起きたサマーキャンプでの大量殺人事件とその真実についてだった…。

前作に続いて安定の面白さ!
謎だった部分が少しずつ明かされていくのはミステリー感あってやっぱり楽しいです。

前作でも要素としてあった、シェイディサイドとサニーベールの対立が今作でも色濃く描かれていて次作でも重要になってきそうな感じがします。

テーマは“分断”なのか?

昔から事件の絶えないシェイディサイドと、裕福な人達が暮らすサニーベール。
前作では主人公とその恋人の、愛し合いながらも二つの町で分断された様子が描かれていましたが、今作でも主人公の姉妹がそんな感じ。

三部作最後のPart3では舞台が1666年へとうつっていきますが、シェイディサイドとサニーベールが2つに分断されたエピソードが語られるのかなと思っています。
そして、町が分断された事で引き裂かれた者たちの怨念とか無念とか。

それは体と腕を切り離されたサラ・フィアーの因縁がその分断を象徴しているようでもあります。
本当にこの呪いを終わらせるのに必要なのは、腕を体に戻す事ではなく、シェイディサイドとサニーベールがまた一つになる事なのかも…?

最終章、楽しみです!!
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