前髪メガネ

フィアー・ストリート Part 3: 1666の前髪メガネのレビュー・感想・評価

4.0
ついに明かされるフィアーの始まり。

恋人サムを救うため「サラ・フィアーの呪い」の真相に迫るディーナは、約300年前にサラの身に起きた悲劇をサラ自身の視点で追体験する。1666年、小さな村で父や弟と暮らすサラは、牧師の娘ハンナに思いを寄せていた。満月の夜、友人たちとパーティを楽しんだサラとハンナは、2人きりになるとキスを交わす。しかしその様子を村の変わり者トーマスに目撃され、村中に言いふらされてしまう。敬虔なキリスト教徒が集まる村では同性愛は禁忌とされ、迫害の対象だった。時を同じくして、村で不可解な出来事が次々と起こり始める。

キャストはほぼ同じで時代を変えているのだけど、それを上手く利用して94年、78年と同じ画角で撮っていたりと細かい拘りが多く1週間おきのトリロジーとしてやり方が上手い。

話のメインは1666年なのだけど、クライマックスはちゃんと1994年で終わらせてくれるし、約330年の呪いの集大成といった盛り上がり方を見せてくれた。
1666年の起源の話も面白く、何故サラが魔女と呼ばれるようになったのか。何故殺されたのか。そこにちゃんと悲劇が隠されていて見応えも十分。
ディーナがサラとシンクロできた理由も良かった。

3作連続して観る事をオススメします😌
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