まだスターになる前、家族環境や遺伝で起きうる統合失調症の気に恐れてもがく若き日のボウイの伝記。ジョニーフリンがボウイ役なので、もっと歌ものなのかと思ったら、どうやってジギースターダストが生まれたかに繋がる話だった。
大胆不敵なロックスターは仮面の姿。音楽は仮面でそれを表現する自分のパフォーマンスはメッセージそのものと言ったボウイの繊細さが細やかに描かれていて、とても女性的で人と違う事を求めた姿は成長期として興味深い。
ボウイがモデルと言われるベルベットゴールドマインも思い出したけど、どこかあやうくて繊細、目線やまゆのしかめた感じ、話し方、ジョニーフリンの演技はすごく雰囲気あって良かった。