スターダストの作品情報・感想・評価 - 2ページ目

「スターダスト」に投稿された感想・評価

1970年代、一大センセーションを巻き起こし、以後永遠のロック・アイコンとなったデヴィッド・ボウイ。
母国イギリスで既にスターだった彼が、アメリカに打って出ようと1971年に行ったアメリカでのプロモーションツアーを焦点に当てた物語。
母国では既にヒットを飛ばしていたものの、アメリカでは全くの無名のシンガー。
ボウイの音楽はセンシティブであり、非常に陰鬱な雰囲気を纏っていた。
真っ直ぐで情熱的なメッセージソングを好む当時のアメリカの気風には合わないと判断され、冷遇される。
そんな中でボウイが辿り着くのが後に歴史的名盤と称される事になる『ZIGGY STARDUST』だった。

華々しいイメージの強いデヴィッド・ボウイですが、この作品で輝かしい瞬間はラストまで訪れる事はありません。
恐らく敢えてそういうシーンは割愛しているのだと思いますが、それが当時のアメリカから見たボウイという存在を表現していて面白かった。
音楽を根っからのエンタメと捉える現代のビジネスモデルとは異なった視点は当時を生きていない自分としては非常に違和感がありました。
キャラクターを作って音楽表現をしているミュージシャンが少なく、受け入れられない時代があったんですね。
それどころか、そんな表現の仕方が統合失調症を疑われる原因でさえあるとは…

この物語が一体どれほど史実に基づいているかは不明ですが、彼がアメリカに行き、その文化に触れてその後を決定付ける活動を展開していくのは紛れもない事実。
その様に考えると面白く観られると思います。
ただ、ちょっと暗い作品であるのは間違いありませんので、派手で面白おかしいと思って観ると肩透かしを喰らいます。
何かが残念…。ボウイ版「ボヘミアン・ラプソディ」にはなれないのは、あれもあれもヒット曲がかからないから?(使用許可下りなかったのか…?)
ほぼ史実に基づくせいで、辛い時間が長いから?
なんだかこれでは、デヴィッド・ボウイは苦労人。というイメージだけが残ってしまいそう。暗黒時代を切り取った映画で、それが作り手の意図かもしれないけど、もっとカッコイイところ、凄いところ、見せつけて欲しかった。
残念すぎてもう二度と観ない予感…。製作の段階からすごく楽しみにしていた作品だったから、残念でしかない。代わりじゃないけど、「ベルベット・ゴールドマイン」を見返したくなった。
hidehi

hidehiの感想・評価

4.1
2021/10/12 鑑賞。
デビッド・ボウイの、まだ今のように有名になる前(具体的には『ジギー・スターダスト』以前)のアメリカでのプロモーションでのマネージャーとの二人旅を描いた映画。当然売れる前の話なので、オーラもないしさえない話ばかりなのだが、意外と知られていない家族の話と絡めてうまく成長物語としてまとめている。佳品。
主演俳優が、ボウイのナルシストで天然で小心で傲慢で不安だらけで、でもなんかチャーミングなところをとてもよく演じている。最後はステージに上がって『ジギー』の最初のGコードでカットアウト、なんてのがよかった気がするなぁ。
Key

Keyの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

いいよ。よいよい!

人生の、燻ってる一番つまらない(と本人は思っている)ところだけをひたすらに描いた作品、 

映画って多くの人にとって現実逃避しにいくものかもしらんが一番励まされるのはこういう映画かもよっていう映画。すき!(と思ったけど評価低過ぎて草)
はちお

はちおの感想・評価

3.2
70年代サウンド&カルチャーが好きなので
ムードは悪くなかったが、
ボウイが終始カッコ悪い。。。

名盤「ジギー・スターダスト」が
音楽として素晴らしく、大好きなだけに
良くない方に期待を裏切られた結果に…

残念。
nari

nariの感想・評価

3.6

このレビューはネタバレを含みます

うーん、微妙。
ボウイがアーティストとしての自分を確立するまでの物語なんだけど、どうも盛り上がりに欠ける。
なんだかさらっとラストシーンになっちゃって拍子抜け。
辛く苦しい道のりをじっくり描いたんだから最後はもうちょっと弾けても良かったんじゃなかろうか。

このレビューはネタバレを含みます

前評判悪いみたいだし、なんと言っても、遺族側の了解が得られず、デヴィッド・ボウイの楽曲が映画で使えなかったんだってよ。
きっとコレジャナイ感あるんだろうなと、わかっていても、それでも観たくなっちゃうのよ😭
だって、音楽史にその名を刻む偉大なアイコン❗デヴィッド・ボウイだもの。

彼の若き日の姿と、彼の最も有名な別人格「ジギー・スターダスト」誕生の裏側を描いた伝記映画。1971年、3作目のアルバム「世界を売った男」をリリースした24歳のボウイは単身アメリカへ渡り、レコード会社のロン・オバーマンとともに、初の全米プロモーションツアーを開始するも、鳴かず飛ばずで…。時代が彼についていってなかったという…💔
デヴィッド・ボウイを演じたジョニー・フリンが悪いというわけではない。

脚本がやっぱり、陰鬱で、、、精神病院にいたという異父兄弟にクローズアップしすぎじゃないかと…。😅
そりゃ、遺族も楽曲をつかわせたくなくなるくさ💨

ボヘミアン・ラプソディーみたいに完璧な伝記映画にはならずとも、もうちょっと、どけんかならんやったとかいなねぇ。。っていう、"スターダスト"なのでした。
2021年_40
誰にも観られたくないのか、観させたくないのか、ひっそりと公開されてるやん…。
まず、役者がミスキャスト‼︎
天才ボウイは、天使の様に美しく、悪魔の様に妖艶な色気で無ければならない…カケラもない…
音楽も当時のUKやアメリカのヒット曲をふんだんに何故流さない!何より本人の曲も何故流さない❗️
ボウイの黒歴史のみで栄光はラストのみでは暗いだけなのである。
デヴィッド・ボウイが下積み時代に行ったアメリカツアー(とは名ばかりの営業行脚)の過程を描くロードムービー。
まだスタイルを確立していない彼が自身や家族のトラウマと向き合いながらアーティストとして自分にしかできない表現に落とし込んでいく過程を繊細に描いています。
あまり派手さはないけどしっとりと心に染みる一作。

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