たくや

レッド・ロケットのたくやのレビュー・感想・評価

レッド・ロケット(2021年製作の映画)
3.5
落ちぶれた元ポルノ男優マイキーが故郷テキサスに戻ってくる。どんよりした待ちの雰囲気と、周りの人たちのと、マイキーのクズ言動が入り混じり、社会の底辺があらわになる。

なんじゃこれ??と思いつつ、最後まで飽きずに観れた。
シーンの切り替えが独特で、また16mmフィルムの独特な荒さがめちゃくちゃ良い。ストーリーというより、画が良かった作品👍さすがA24っすねー。


元嫁の家にヒモしつつ、薬出稼ぎ、女子高生の関係を持つ、素敵なクズマイキー。彼が良かったなー,心底嫌いなタイプ😂
言動一つ一つがイラッとする感じが良い。
過去の栄光を語る長い自慢話、人を見下すくせに自分だけでは何もできてない、自分が悪くない運が悪いだけだ、を前面に出すマイキー。ウザいっすねー。
※違うベクトルだけど、イラッと度数で近いのは「葛城事件」の父(三浦友和)。何気ない言動が最低なところがそっくり。

最低男が最後どうなるのか?!
とりあえず、ラストシーンに唖然。
そーきたか…。
たくや

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