3つの物語は実際には絡まない物語なのに、冒頭の事故や細かく切り刻んだ編集で関連があるように進めているのがかえって散漫になる原因でしょう。
それぞれ単独で成り立っている物語なのになぜこうした手法を取ったのでしょう。
原作の書評を探していましたら、3階建てのアパートメントの3つの物語をフロイト学説のエス(イド)、自我、超自我として読んでいる方がいました。
なるほど。1階は性衝動、2階は苦悩、3階は抑圧、そして開放ということになります。
「ネタバレレビュー・1階は性衝動、2階は苦悩、3階は抑圧、そして開放」
https://movieimpressions.com/three-floors/