ましゅー

インフル病みのペトロフ家のましゅーのレビュー・感想・評価

インフル病みのペトロフ家(2021年製作の映画)
3.8
7月…ですね。
なんか久々に味わう忙しさで、あっという間に今年も半分終わってしまいました。

まったりと上半期を振り返る余裕もなく

(実は6/30(木)はその反動もあってか、仕事終わりに久々に複数人数での飲みを敢行し、それなりに飲んだその後も気分だけは浮かれたか一人だけ例の新発見した特撮バーに行っちゃって、2杯飲んだだけで終電になっちゃったんでそれで帰ったという😅 そしてまた車内でウトウトしてしまって自宅最寄り駅で降り損ねて2駅先からタクシーで帰宅したのはナイショです🤣)

7/1(金)もいつもの独り立ち飲みもせず真っ直ぐ帰った(実は前日の飲みで二日酔いだった事もナイショです😂)私は、いつもより早めに寝、翌7/2(土)つまり昨日は前晩酒を抜いた事でこれまたいつもの休日より早く起きれたため、午前中で早々に用事を済ませ、珍しく土曜に2本の劇場鑑賞(しかも違う劇場で)をするという、いつになくアグレッシブな週末を過ごしました。
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その後 滞ってる映画postしようかな〜?と思ったところに、私のライフワーク(この言葉、適切…😅?)、ストーンオーシャンの具体的開示日情報が飛び込んできたんで、俄然ボルテージが上がり急遽息を吐くように上げてしまったというわけなのです🤣
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さて。
という事で時系列を遡り
またしても2ヶ月前、ようやくGW突入後の5/2(月)
(確か4/29(金・祝)〜5/1(日)は天気も悪くせっかくのGWでしたが外出を控えていた記憶はあります😅)
奇しくもこの日も2作品連続鑑賞したうちの最初の一本に触れたいと思います。
(長い!長いよ、日記🤣)
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そう。月曜日はこの劇場 #シアターイメージフォーラム のサービスデーなんですよね~。普通の平日はほぼ絶対行けないから、こういう機会に欲張っちゃうんですよね〜😅
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ここを利用する事はさほど多くないんですが、当時何人かの方の投稿を見て、俄然興味が湧いた作品だったんですよね、これ。
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(公式サイトより抜粋)
驚くべき長回しショット、めくるめく場面転換、ロシア社会への強烈な風刺、型破りな芸術的感性、刺激的なアクション、息を呑むほどのパワー。

2021年カンヌ国際映画祭で、名だたる批評家を驚かせ、フランス映画高等技術委員会賞に輝いた本作。監督は、ロシア演劇界の鬼才で映画監督としても世界が注目する「LETO-レト-」の #キリルセレブレンニコフ 。原作は、強烈なブラックユーモアでセンセーションを巻き起こしたベストセラー小説だ。

2017年に国からの演劇予算横領の疑いで自宅軟禁状態となったセレブレンニコフが、軟禁という不条理な状況下で脚本を書き、闇に隠れて撮影したという本作。現代ロシアの迷宮を疾走し、映画の迷宮を疾走する2022年の必見作!
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Story
2004年のロシア、エカテリンブルク。インフルエンザが流行している。ペトロフは高熱にうなされ、妄想と現実の間を行ったり来たり。やがてその妄想は、まだ国がソヴィエトだった子供時代の記憶へと回帰し…。
(以上 引用終わり)
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いやこれ、なんか…凄い…😲

妄想系の映画、ちょこちょこ観ますが、これはダウナー一辺倒あるいはファンタジー一辺倒でなく
ブラックなユーモアやちょっとしたバイオレンスも織り交ぜられ
しかも主人公がインフルエンザでしょっちゅうゲホゲホしてるのに😂派手ではないものの何故か映画そのものはエネルギーに満ちてる感じで
(女性が素手で男を殴り殺すシーン最高です🤣)

その一方でモノクロも交えたしっとり落ち着いた映像や、古き良き時代(共産圏のことはよく分かりませんが😅)の描写など、なんとなくノスタルジックに感じる部分もあったりで
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なんと言うか、決してSF色が強いとか、イマジネーションに振り切ってるとか、というわけでもないのに、なんだかフワフワフワフワ、緊張と弛緩・不穏と安寧が交互に訪れる、掴み所がないながらも『なんかオモロイもん見たわ〜😆』って感じの
不思議な映画でした😅
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最近ロシア映画をあまり観てなかったんですが、さすがイメージフォーラム、掘り出してくるな〜っ😆💦と、また少し、私の鑑賞眼の幅が広がった気がして、不思議な感触ながら心持ちはとても豊かにさせてくれたように思えました😊

うん。いいよね、たまにはこういうの🤗
ましゅー

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