猫目

わたしは最悪。の猫目のレビュー・感想・評価

わたしは最悪。(2021年製作の映画)
3.8
自分を彩るものは自分が選んできた環境

どのエピソードも最悪で見ている方も恥ずかしくなる。
歳を重ねるとさらにそのエピソードが増えてくのもこれまた恥ずかしい

そんな時を一緒に過ごしてきたパートナーはいつの間にか自分より自分を知ってくれてる。分析してくれてる。
彼に言われた言葉を否定しておきながらも、他人には「自分はこういうタイプで〜」って紹介しちゃうユリア。こうやって嫌な自分像を作り上げちゃうのもあるあるですよね。

長い会話を交わす中で良いものをつなぎ合わせているのか、画面がブレたり人物が見切れたりするのも、自分もその中にいるような錯覚に陥った

アクセルがラジオ出演したのが何年頃なのかわからないのですが、有害な男らしさ発言に対してフェミニストさんが「男性の特権で弱い女性は笑えるのか」と食いつくところ、「アートは汚く自由であるべき」なんて表現の自由ってどこに行っても難しいんだなと思った。
猫目

猫目