雨宮はな

その日、カレーライスができるまでの雨宮はなのレビュー・感想・評価

4.0
ものすごく良い塩梅の映画。
雨とラジオとカレーで主人公だけでなく、自分も癒されて柔らかく穏やかになっていく感覚。

難病の子供のための募金活動や、そういった子供をもった夫婦のこじれた関係など現実的なものが埋まっているのにメッセージ性が強すぎないところが良い。
ラストは若干のホラーというか、オカルト寄りな演出が入るのと「そういう風に見たいんだな」っていう要素が入る。遺族にしかわからない感覚だと思う。

例のカレーのレシピは公開されているそうなので、雨の日に作ってみようかと思う。
雨宮はな

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