上映時間15分。かもしれない。
ブルースリーといえばあの黄色いトラックスーツ!なのに、肝心の作品そのものがこんな感じなんだ!全然ダメじゃないか!
まあでもあのスーツは印象的だよな、かなり。
ラストバトルだし、
他は上裸かチャイナ服だからね。
死亡遊戯とか、ブルースリーの話になる時は
階段登っていくバトルのシーンばかりをテレビでよく見たわけだけど、逆に他を使えないからだってことがよくわかった。
オープニングとエンディングの映像はいいけど。他が酷すぎないか。整形とかスターサングラスとか変装とか、影とか、なんとか整合性を保とうとはしてるもののね。
トラックスーツを着る過程とかの、一応の辻褄合わせの展開を作る脚本制作は楽しそうだけど。
ロバートクローズ監督筆頭に
やっぱりちょっとイカれた製作陣だなと。
初っ端の鏡の酷さもあれだけど、
とにかく最後の方の息切れ感がすごい。
つながりにはあまりにも違和感を覚えるし、
顔が全く違うタイミングが多々ある、アクションは仕方ないとしてよ、馬乗りで単に叫ぶシーンとかはもうちょい似てる人でも良いし、全体通して、髪の長さぐらいはさ、揃えれるだろ。
普段の声とかはもう良いんだけどね。
吹き替えとかで今更なんだしさ。
あと当時の代役のアクションを見ると、やっぱりブルースリーってすごいなと思う。
そういう意味でお釣りぐらいは貰っとこう。
まあただ、ブルースリー急死の後の作品として、
怒りの鉄拳のラストシーンと命を落とすシーンの重なり等は、ちゃんと現実と映画の中をリンクさせてるし。その上で、本当のブルースリーも実は何処かで戦ってるのかもしれない。ということを妄想できなくもない。みたいなことでした?
そういうのは粋だなあと普通に思った。
結構寄り添った解釈をするとだけどね。
つまり、ブルースリーはやはりめちゃくちゃかっこいいが、あのカッコよさでもカバーしきれないその他の退屈さは否めないし、どうしたもんかと。
ブルースリーといえば死亡遊戯みたいなノリありませんでしたっけ?気のせいか?
ひとまずオニツカタイガーでも見て落ち着きますか。
しかし、途中で普通にプーマも出てきたな。