暖かくてほっこりする映画
最近、騒がしいアクション映画や頭を使うサスペンス映画ばかり見ていたので、そのギャップから、より心に刺さった。
劇的なシーンというのは特にないが、平凡な日常が如何に至高なものであるかに気付かされる。
主演の小林聡美さんが本当にいい演技をしていた。日本の優しい町のお母さんという感じ。日本人の暖かい人情が徐々にフィンランドの人々に認められていくのがなんだか嬉しくて気持ちがいい。
そして料理がどれも美味しそう。
シナモンロールはもう反則だと思う…
この食堂のメインメニューは
「おにぎり」
やっぱり変に飾り付けするより、素朴でありながら愛情のこもった料理の方が一層美味しく見えてしまうな。
ラストシーンの演出が本当に秀逸。
自然と口角が上がってしまう。
荻上直子監督のファンになりそう。