トーテム

ヴィム・ヴェンダースプロデュース/ブルーノート・ストーリーのトーテムのレビュー・感想・評価

3.5
ブルーノートは耳にしたことあれどレーベルの歴史とかは全然知らなかったので面白かった。

歴史を鑑みるにあの当時に白人がジャズのレーベルを立ち上げるってすごいこと。

自らがユダヤ人でナチスの迫害から逃れてきた身だったからこそ通ずるものがあったんだなと。

そしてあの異常とまで言えるくらいの音楽への情熱。凄すぎる。

加えてアーティストに対する待遇だったりのリスペクトの姿勢。

今となってはレジェンド級の人達があそこまで褒めちぎるって相当な人格者よね

商業的になりすぎずあくまで「いいものを作品として残す」ってことに注力したからあれだけの名盤が生まれたんだろうな

後あんま深く考えたことなかったけどブルーノートのジャケット確かに今見てもかっこいいよね。

フランシスウルフの写真も好き。写真をかじっているものとしてやっぱ関係性を築いての何気ない1コマって最高だと思う

たまに音楽で世界は救えないなんて言われたりもするけど後の公民権運動にも繋がってたり、音楽が実際に世界を変える要因の一部となったのも事実。

音楽の力ってすごい
トーテム

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