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アーミー・オブ・シーブズのSSDDのレビュー・感想・評価

アーミー・オブ・シーブズ(2021年製作の映画)
3.6
■概要
アーミー・オブ・ザ・デッドの前日譚。
ゾンビの出現により世界が混乱し始めている中、孤独に日々日常を繰り返す男は鍵師として禁錮破りの腕を磨いていた。
YouTubeで誰も視聴されていない中上げ続けていた中、一件のコメントから腕試しをしたいなら来いとメッセージを受ける。
何もわからず、地下の金庫破りの賭博会場に飛び込むが男に声をかける人物がいた…。

■感想
デッドの本編を観なくても単独で楽しめる作品に仕上がっておりメッセージ性はないが単純にエンターテイメント性も高く、主人公が非暴力主義な弱々しい男であることも本編とは一線を成している。

本編でも使われていたスローモーションとピントを被写体以外をぼかした表現やアクションも取り込まれているため、アクション要素もしっかり描写されていてテンポも良い。

キャラクター性もそれぞれ立っているし、お約束な個性発揮型少数精鋭であるのも映画のようだと揶揄していることから、ご愛嬌と作品自ら主張するので映画ファンにも悪い気をさせない。

さらっとなにも考えずにアクションでも観たい時にはいい作品でした。
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