Saaaaa

ドン・キホーテ in CinemaのSaaaaaのレビュー・感想・評価

ドン・キホーテ in Cinema(2021年製作の映画)
4.5
ピンクの靴下がやけに現代的であった。あえてピンクを選んだ理由を知りたい。
生でバレエ見るよりも、バレリーナたちの表情がよく見えたことが映画館で見てよかった。
客席から見て舞台の左上には話をしてらっしゃるおばさま方や、ギターを弾いている方、右側には窓から覗いている人がいたりと、踊りはしないけど細部まで雰囲気を醸し出してるところが好き。

「バレエはこういう服を着てこのように踊る」という概念をぶち壊して(規格の範囲内かもしれないが)、美的な芸術的要素もエンターテイメントなところも兼ね備えている様を見て、バレエや舞台装置についての興味が増した。
3拍子の時、やけに足が忙しく動いていたのが印象的だった。
真っ赤の衣装がヒラヒラするたびに目が釘付けになり、踊りだけではなく、旗まで緩急つけて操ってるシーン見てついつい練習量のこと考えた。笑
みなさんで激しく踊る様に、見てる私の脳が飛びそうになった。

ドラマであったら三角関係は別々カットで撮るのだろうけど、舞台上であからさまな三角関係の演出、過激ではないが大胆なところにキュンときた。
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