曰くがあるマンションに、取材のために訪れた漫画家の青年、管理人はそこで起きた事を話始めた...
『作家』『薬剤師』『仲介人』『留学生』『管理人』とマンションに住んでいる人たちに起こった怪異をオムニバスのように話が進んでいきました。
Jホラー的でもあり、海外ホラー的でもある様々な怖さや不気味さが“マンション”に居住しております...。『残穢』に少し似ているかも知れないです。
『仲介人』が自宅に置いている“ラブドール”が絶妙に気味が悪いです...
昔は孤児院だったり、カルト教団が住んでいたりと、マンション自体が“忌み地”“霊道”になったり、巨大な儀式のシステムのひとつになったりしていたんだろうな...とは思うが...
...真相は“闇”の中って感じでした。
怖がらせ方やホラーの感じは結構ベタかも知れませんが...住人が共通的に絡んでいく感じは少しだけワクワクします。