kunico

リバー・ランズ・スルー・イットのkunicoのレビュー・感想・評価

3.5
詩的な映画。
どこまでも澄んでいる。
見ていると、次第に釣りと人生が交差していく。
終盤の親子3人で行く釣りのシーンは良かったなあ。
結局ポールはブラコンなのかと思った。
兄貴が自分を置いて人生の階段を駆け上ろうとしている、そんな不安の中流れが強い川で踏ん張る姿がとても良かった。

同じ家で生まれ育っても、いつかは違う道を歩む兄弟。
お互いがお互いの道をどんなものか知らないなんて別におかしいことではないし、「分かれ道」の後で初めて相手を一人の人間として強く意識したりする。
自分の知らない世界で相手は過ごしてきたわけだから。
この半分他人状態の兄弟が再会する時に生じる、変わったことへの戸惑いや変わってないことへの安堵感みたいなものが繊細に描き出されていた。
5年ぶりに実家に戻った私が実際に感じたことでもある。

あまりこんなこと感想で書かないし言わないけど、もうちょっとこの家族の物語を見ていたかったです。

そんでもって
ブラピ!!!!!!!!
瞳の輝きが半端じゃない!!!!
殺す気か!!!!!