こーくん

モガディシュ 脱出までの14日間のこーくんのレビュー・感想・評価

4.0
人間は危機的状況になったときに
その本質が試される

あくまで韓国側からの視点で 実際の所 両国がどの様な行動を取ったかは当事者以外 知るよしもないが 少なくとも北と南が揃って脱出できたことは間違いがない

いつか北視点の映画が制作されるのなら見てみたい

……………

それにしても再現度のリアリティー感が凄まじい
まるで本物の内線状況下の中で撮影したかのような迫力と描写にただただ驚く

他のユーザーの感想・評価

愛の不時着を鑑賞後に視聴。

どちらも観て今思う事…トップが違うというだけで北側もみんな必死に生きているということ。
そして韓国のエンタメはとにかくクオリティが凄過ぎるということ。
1990年、国連加盟のためソマリアのモガディシュでロビー活動を行っていた韓国と北朝鮮。両国間の妨害工作は加速していたところ、ソマリア政府と反乱軍の紛争が激化し、モガディシュは地獄と化す…。

30年前には韓国よりも北朝鮮の方がヨーロッパやアフリカと関係性を築いていたという事実に少し驚いた。

紛争に巻き込まれた緊張感を描き切りつつ、韓国/北朝鮮共に、大使館員たちの安全に国へ帰りたい、家族を守りたいという根源的な願いが一致して共闘するその流れにグッとくる。肌にまとわりつくようなじっとりとした暑さも画面から伝わってきて、登場人物たちの不快感、不安な心持ちに自然と感情移入させる上手すぎる作りは流石である。

北緯38度線を感じさせるラストは、物悲しさもまた実話ベースということを思い出され、良かった。(境界線を超えてくる「工作」という名作もありますね) あとクギョファン最高!

2022年に見た分。

https://miyearnzzlabo.com/archives/81343
https://www.tbsradio.jp/articles/56923/
https://eiga.com/news/20220629/17/
てるぅ

てるぅの感想・評価

3.9
迫力あってあっという間の2時間。命からがらすぎて治安悪いどころじゃない。子どもが銃!ってなるしリアル。あと2国とも同じ民族で同じ言葉話すから早くこんな感じで和解せんかなと思ってしまう。
aomono1976

aomono1976の感想・評価

3.8
ソマリアの内戦。韓国と北朝鮮の関係。すべてが高いクオリティで描かれた作品。観て良かった。
kojikoji

kojikojiの感想・評価

4.2
stand.fmのこころさんが、5.0の評価をつけているので鑑賞した。文句なしの傑作だった。

ソマリア内戦に巻き込まれた韓国と北朝鮮の大使館員たちの生死をかけた脱出劇を描いた実話。
韓国映画のすごさをまざまざと見せつけられた。

同国内の国民が政府軍、反乱軍として衝突するソマリアで、互いに反目しあっていた韓国と北朝鮮の大使館職員とその家族が、この国から脱出するために協力せざるを得なくなるという、何とも皮肉な話だ。

こころさんが、しきりに「どうして撮ったんだろう」と言われていたが、気持ちがよくわかる。群衆もそうだが、政府軍、反乱軍、セリフがある黒人全て、本当に演技がリアルなのだ。いや、これは演技には見えない。それぐらいすごい。

(この監督が「軍艦島」の監督と知って、この部分が恐ろしくなった。あまりにリアルすぎて、これが現実だと思ってしまう。軍艦島のような誇張があるとすると、北と南のためとはいえ、それはソマリア国民を誤解しかねない。映画の怖さを感じる)

南と北の信頼関係は、南北分裂から、これだけの年月が経てば、もう人間性さえ信じられないところまで教育されていることが、このストーリーの中で、しっかり描かれている。

「ありがとう」も言えないのだ。最後まで疑っている。なんと馬鹿馬鹿しいことだと思うが、それが現実なのだろう。

韓国サイドで作った映画だから、北は助けられる立場。北がこの映画を見ればそこは自尊心が先に立って、素直に観れないに違いないし、また、逆のストーリーにすれば韓国の方が認めないのだろう。つまらないことなのだが。こんな映画を素直な気持ちで観れるようになれば、南北統一も夢ではなくなるのだが、それは甘すぎる話だろう。

2021年作品
監督:リュ・スンワン
レビュー書くために調べると、この監督、例の「軍艦島」の監督だ。
「それは困った。」寅さんの御前様風にー
キャスト:キム・ユンソク、ホ・ジュノ
    

2023.03.14視聴112
筍

筍の感想・評価

3.6
今では信じ難い韓国と北朝鮮の大使館員達が協力してソマリア内戦から脱出する実話をもとにした映画。

韓国映画だから韓国寄りの作りになってますが、ホントのところはどうなんでしょうね?
北朝鮮が作ったらまったく違う内容になってるんでしょうね😅

まぁ、疑えばキリがないですが、フィクションとして見れば面白かったです。
モガディッシューー!!!

めっちゃ評価高くて、びっくりこいた!

ちょっとコメディ入ってるのかな?!?
緊張とかうんぬんのようなものは感じられず

外国で北朝鮮の方々が韓国の大使館に助けてー!っと言って結局一緒に逃げる💨

思った感じとちがうかったよー😅
2023年8本目
こんな地獄みたいな国行きたくない
途中途中エンタメ要素だなぁと思うところがあれど韓国映画のクオリティはやっぱり高い。内戦勃発してからはハラハラしっぱなしだった。
ラストも現実的でちょっと切なかった。
ソマリアの都市モガディッシュ。
ソマリアで内戦が勃発し、命の危機にさらされた南と北。
お互いに情報操作や妨害行為など険悪な仲である両国が歪で不安定ながらも協力し、祖国に帰ろうとする様子が良かった。

北朝鮮と韓国互いに大使館が目を合わせずとも、かすかな絆が生まれた瞬間もよかった。

後半のデッドドライブも中々の見応え。
hirobey

hirobeyの感想・評価

4.0
スコアが高めだったので以前からチェックしていた。

東アフリカ・ソマリア内戦勃発時の韓国、北朝鮮両国大使館職員の首都モガディシュからの脱出劇を描いた実話に基づく作品。韓国の作品なので、韓国側から見たものが主となっている。

脱出劇自体がなかなかスリルがあって面白い。そこに南北朝鮮事情が絡む。

朝鮮戦争も元は同じ国民。ソマリアのクーデターも当然そう。今戦争しているロシアとウクライナだってほぼ同じ民族。そう思うと、とても虚しい。
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…………

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………………….

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