『ロ・ギワン』に続いてまた移民の話ですか…が最初に思ったこと。本人は「いろいろな役にチャレンジしたい」とインタビューで語っていたけれど、だったらもう移民の役はやらなくてもいいのでは?
同じ韓国からの移民が皆、密輸に手を染めて行き、仲違いする…簡単に言っちゃうとそれだけの話なんだけど、これも脚本によってもっと面白くできたんじゃないかと思う。
まずそれぞれのキャラクターの魅力が今ひとつ感じられなかったのが残念なポイント。感情移入できていないから、揉めてても「勝手に揉めててください」となってしまう。説明が足りない箇所も多かった気がする。そもそもクッキはいつのまにあんなポジションに上り詰めたんだっけ。
どうやらコロナ禍で撮影が予定通りに進まなかったこともあったから中途半端な作品になっちゃったのかな?
ソンジュンギは好きな俳優さんですが、この映画は盛り上がることなく終わりました。