鑑賞日:2022年8月27日
パンフレット:880円
音楽は、必要です――!
うん、面白かったー!
かなりオーソドックスな展開ながらも、俳優陣の演技に惹きつけられる感じですね♪
阿部さんをはじめ、楽器シーンを担当した俳優陣の演奏シーンは吹替ではないらしい。
みなさん実際に演奏しているとのことで、ホント凄い!!
相当練習を積んだのでしょうね。
阿部さんのドラムも凄いですよ。
映画は、アポ電強盗犯によって高齢女性宅が狙われるシーンから始まります。
捜査会議の成瀬は非常に態度が悪く、出席していた本部長の五十嵐にも悪態をつき、部下の坂本から注意される。
そんな成瀬は部下や同僚から鬼軍曹と呼ばれていた。
成瀬はアポ電強盗グループと繋がりがあると推測し、西田という男を違法捜査で脅迫。
西田は、自分は関係ないと訴える。
妻とは離婚し、娘との関係も最悪な成瀬だったが、五十嵐に呼ばれ、ハラスメントの告発があったということで音楽隊への異動辞令が下る。
幼い頃、太鼓を叩いていたから…という理由だったが、明らかに五十嵐の私怨なのは明白だった。
音楽隊の事務所へと到着した成瀬。
音楽隊の演奏を目にするが、演奏は上手ではなく…
成瀬は隊長の沢田からドラムを担当するように言われ、指導係の広岡から教わることに。
しかし、刑事畑30年の成瀬は音楽隊と馴染めず、さらに隊員との溝は深まるばかりだった…。
ま、ここから徐々に隊員たちとの間にあった溝が埋まっていくワケだけど…
成瀬と自分の家族、成瀬と隊員たち…そして、アポ電強盗事件…
この3つのエピソードが同時進行していきます。
最初は強盗事件の方を追いかけたい成瀬だったけど、段々と音楽の面白さに目覚めていく展開はかなり良かったー♪
音楽隊だって、立派な仕事ですよね!
そういうのをきちんと描いている作品でもあります!!
少し笑える部分も挟んだりするが、ストーリーはいたって真面目の大真面目。
シリアスな展開もあったりと…。
一切不明な点を残さない物語だったと思う。
アポ電強盗事件の解決…
ハラスメントの告発者とか、、、やっぱりそうかー的な。。
そうそう、ラストの定期演奏会の演奏シーンは必見ですよ!
作品の集大成シーン…ホント素晴らしいものがありました!!