主人公が結構ドジでイラついた。
コート脱げ!とか一人で喚いてしまった。
ったく。ヨボヨボ出て行きやがって…
棚ひっくり返して皿は割るわでもう。
それでこの作品の何処が素晴らしいのかと言うと、リアルさかなと思いました。
込み入ったストーリーの複雑な構造が卓越してる、だとか大ドンデンとかが売りではないし、ナチス/ホロコースト関連系で苦労した家族がもうひと家族増えるだけ。の所を、「ああこれ凄い」と感じさせるのはリアルにその場所その時代を再現してるからかなと感じました。
この時代の東欧特有の、共産主義的に変に几帳面で異様に連続性の有る街並みや建物。それが廃墟と化した際の激烈ロンリー感。ナチスの冷徹で残虐な行いを語るプチ・シークエンスの数々。まだ辛うじて人々が半分くらい社会的に活動している段階で同時に存在する街路に横たわった遺体。
きっとお金が掛かっているんだろうと思います。ガラ〜ンとした感じに広範囲に見せてますから大きいセットが必要でしょうし。
しかし酷い事するよな〜
なんでああゆう事すんだろ。
理解出来ない。
ロマン・ポランスキーさんの監督振りは
やっぱり流石でしたが…
ウディ・アレンの映画も観るの迷いますし…
アリッサ・ミラノは大好きですが
MeTooどうしたもんか…