このレビューはネタバレを含みます
死んだ主人公が語り部となって時間を巻き戻して展開していく様子は面白い。
拒食症とアルコール依存。
何人かの男性を繋ぎ止める主人公。精神安定剤みたいなもの。
これが女性なら一度は経験してるんじゃないかな?と妙にリアルだった。と思ったら実話。
恋人の死体を引き上げられた後、バスタブを拭き、悔しがり泣いている姿もリアルで泣きそうになった。
なんでついててあげれなかったんだ、、今度こそ。。と後悔したに違いない。
知人の子供が鬱になり、病院から退院しても大丈夫と認定してもらったその日に投身自殺した、ことを思い出した。
人は複雑。
隠すのがうまくなってくる、という言葉はぐっとくる。