戦場のピアニストの作品情報・感想・評価

「戦場のピアニスト」に投稿された感想・評価

Minami

Minamiの感想・評価

4.0
色々な人に言われ気になっていた作品をやっと鑑賞。
1人のピアニストの視点からなる意外に叙事的な印象の物語。家族と離れ、色々な人の元を孤独に転々とする主人公。彼は辛い社会の中ひたすら孤独。
無言のシーンが多いので理解するのが結構難しい、あと出会い別れる人々の顛末が描かれないから少しわだかまりが残りスッキリとはしない。
主演のエイドリアンブロディがイケメンというよりかは美しい尊い美麗すぎてよく「ピアニスト」という戦争にはゆかりもない文化人を表している。後半からどんどん朽ち果ててゆく姿(それも台詞はほとんどなし)を体現しているのも圧巻すぎた。
戦争系であるからなのかもしれないけど、この映画のメッセージがめちゃくちゃ強い気がする。特にグサッときたのは「生きるも死ぬも神様の意思」という終盤のシーンの台詞。その意味って戦時下のヨーロッパにおいては恐ろしいのではないだろうか。
エグさは「シンドラーのリスト」程でもないが中々なので、容易には人に勧められないが、出来るだけ沢山の人に見ていただきたい。
私の職場には 元ミュージシャンがいる
音楽だけでは 食べていけず
40歳を機に 郷里で派遣社員になった

だが 音楽への情熱は
いささかも衰えていない
バンドでは ベースを担当するが
本当は キーボード( ピアノ)が 得意だ

そんな彼に聞いてみた
【 ピアノマンと ピアニストの違いは? 】

難しいことは わからないと言いながらも
自信満々に 答えてくれた
【 ピアノマンは
ただピアノを弾くだけの人
ピアニストは ピアノを通して
何かを伝えようとする人 】

あくまで 彼の考えだが
なんか 腑に落ちた


1940年 10月30日
線引きで 囲った居住区へ
ユダヤが 押し込められる
線引きの 線上に レンガを積み
やがて壁となる

人間の賢愚は 一本 線を引いた
その上下の差のようなもの
心一つで決まる

居住区の地獄絵図 ユダヤ人 ピアニスト
シュピルマンは その居住区の一線を越えた

【 逃げるのは簡単だ
生き抜くのが難しい 】

彼がピアニストとして 伝えたかった
線上にある 人間の賢愚

線上の ピアニスト


うぱこ

うぱこの感想・評価

4.5
映画の終わり方で、戦争のリアルなところがぐさっとくる。
生きているほうが辛いのではないのかと思える毎日の中で、どんな気持ちでいたのか。助けてくれた人に恩返しもできない。ただただ生きる。生きのびていく。ナチスの戦争の映画は初めて見たけれど、学校の授業で取り扱ってほしいなと思った。
meme

memeの感想・評価

3.8
観ていて顔を背けたくなるような
シーンがたくさん、、

偶然に生き延び、偶然に死ぬ

そんな戦争の現実を、
現代に生きる私たちは
知っておかないといけない

最後のドイツ兵とのシーンが
胸に残った。
もとき

もときの感想・評価

4.0
最近見た「マウトハウゼンの写真家」にも言えることだけど、独裁期における人々の勇気ある行動とか美への執着への原動力が一体どこから来るのかという点を解決してくれる作品。
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