Eirain

でっかくなっちゃった赤い子犬 僕はクリフォードのEirainのレビュー・感想・評価

3.0
"Clifford the Big Red Dog"―――アメリカで過ごした小学生の頃に大好きだった絵本。まさか映画化されていたとは知らず、見つけて一も二もなくレンタルして鑑賞。

転校してきた学校に馴染めない小学生のエミリーは登校中、通学路の公園で開かれていたアニマルレスキューのテントで、小さく赤い可愛い子犬と出会う。アパートで動物を飼うことが出来ないため諦めてテントを去るエミリーだが、学校から帰宅すると、背負っていたリュックサックからなぜか子犬が現れる。エミリーは子犬に「クリフォード」と名付け、ベッドで一緒に眠りにつくが、翌朝、クリフォードは3mを超える大きさになっていた!

「少女の愛情(?)で巨大化した赤い子犬のクリフォードが巻き起こすドタバタハートフルコメディ」

元々が児童文学作品で、本作も小さい子と親子で楽しむ感じの作風となっている。なので、「"少女の愛情で巨大化した"って、エミリーとクリフォードってほぼ初対面じゃない?」とか「あの大きさの犬が街中を駆け回ってるのに、なんで誰も恐れ慄いていないの?」とか、そんな野暮なことを言ってはいけません。頭をお花畑にして愛くるしいクリフォードに浸れた人が勝ち!
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