シリアルキラーの自助グループ会というぶっ飛んだアイディアを元にしているが、それを引っ張ること無くきちんと物語を面白くしている所が見どころの作品。
また、この手のコメディ要素が高いものでは、パロディを前面に出して、マニア心を刺激しに来るところだが、それもほどほどにしている所に好感が持てる。
ストーリーとキャラの良さで引っ張っていくところは、出来の悪いホラーコメディとは一線を画していて、レベルは高いと思う。
キャリーの所属している組織とか、彼女の敵と狙う犯人など、回収していない伏線もあり、ぜひ続編を作ってほしい作品だ。
ふざけた邦題をつけられてしまったが、レベルの高いホラーコメディで、普通に楽しめる内容。
余談。
シリアルキラーの自助グループ会ってのが、秀逸なアイディア。
普通はこれだけで押して一本の映画にしたくなるほどのアイディアだ。
自助グループ
「同じような辛さを抱えた者同士が、お互いに支え合い、励まし合う
なかから、問題の解決や克服を図ることを目的に集う活動をいう」
あの中華料理屋で話し合っているシーンだけで、パロディてんこ盛りで短編映画一本は軽く作れるな。笑