理事長

パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェストの理事長のレビュー・感想・評価

4.0
✒️あらすじ
呪われた海賊バルボッサとの壮絶な闘いを乗り越え、再びブラックパール号の船長となったジャック・スパロウ。しかし最近なぜか浮かない様子。それもそのはず、彼は、海賊なら誰もが恐れる幽霊船フライング・ダッチマン号の船長デイヴィ・ジョーンズにもうじき魂を奪われようとしていたのだ。彼は13年前、ブラックパール号を手に入れるためジョーンズと血の契約を交わしていて、その契約の刻限が迫っていた...


✒️感想
デイヴィ・ジョーンズが今作から本格的に登場。あと、東インド会社のベケット卿とか主要人物が増えて1作目に比べてストーリーに厚みが増している。

その他にも謎の部族との出会いや宝箱を探すための鍵など冒険要素がかなり強くなってます。ここは必要あったのか?って言われてるみたいだけど個人的にはこの作品は冒険感が強くて、デイヴィ・ジョーンズなどのシーンはシリアス且つダークに描かれる。
その上での娯楽作品なので、笑わせるシーンを作れるならあっていいと思う。実際凄く笑いました笑
ただ全体的に時間が長くなっちゃいました。
なのに1話完結ではなく次作「ワールドエンド」に続くので物足りないという意見が生まれるのもある程度納得出来る。
今作は一長一短かなぁ...

今作での1番のインパクトと言えば、デイヴィ・ジョーンズとその心臓、更にクラーケンだと思いますが、ここはグロさがある。
尚且つ宝箱を追いかけるとか鍵を示す巻物とかかなり海賊感あって好き。

そしてある人の登場での終わり方は3作目がかなり気になるラスト。そこら辺巧いなと。

第1作「呪われた海賊」のレビューでも力説しましたが、とにかくジャック・スパロウの存在がバカでかい。この人のキャラがシリーズ大成功を決定づけてる。
嘘か誠か。善か悪か。掴みどころのない立ち位置はほんとに凄い。映画界の中でも好きなキャラクターです。


✒️映画情報
『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』は、2006年のアメリカのファンタジー映画。「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズの第2作目であり、『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』の続編である。監督はゴア・ヴァービンスキー、脚本はテッド・エリオットとテリー・ロッシオが務める。
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