いためつけられて、はじめて自分の姿をしり、
その道を歩んでいく、
漁は技術だけではない、
海に船に鯨にやどる生命に祈りを捧げて成立する
命をいただくのだから命をかけて命をいただく
かられた鯨のうつく…
男達が村人を食わせるため命懸けでクジラを捕まえようとするインドネシアの鯨漁を軸にした話。
20mくらいありそうなデカいマッコウクジラの急所めがけてデカい手作りの銛でダイビングブッ刺しで仕留める映像…
美しい。美しすぎた。
あまりにも広大な海。鯨への畏怖と敬虔。一切鉄を使わずに作られたクジラ漁のための神聖な小舟。銛一本で鯨を獲る男たち。死。歯の抜けた口で咥えたばこをするおじい。そのすべてが美しか…
2021年 監督・石川梵。インドネシア・ラマレラ村。作物が育たない村では、銛を使った鯨漁が生活の糧となっている。常に死と向き合い、過酷な漁を追ったドキュメンタリー。伝統を重んじつつも鯨への感謝も忘れ…
>>続きを読む超骨太のドキュメンタリー映画。
インドネシアの海岸、1500人ほどの集落。植物が育たない土地。食料は鯨、鮫、マンタ、それと鯨の肉と物々交換で得たトウモロコシなど。
舟も銛も自分たちで作る。
船大…
日本映画専門チャンネルにて。
封切りの時に映画館で観たが再視聴。
生身の人間対クジラの闘いの迫力はスクリーンには劣るけれど、それでも息をのむ。そして捕ったクジラを余すこと無く生活の中に役立てて行く人…
このレビューはネタバレを含みます
いただきますの重みを感じた。
明日を生きるため、食糧を命懸けで取りに行く。それでも今の先進国の社会よりあるいは幸せそうに見えた。
物物交換の時、ちょっと多めにバナナを持っていこうとするおばあちゃ…
生きるとは何か考えさせられる
自分が日本で何の苦もなく生きていること、
ああ、沢山の命に支えられているのだな、
今この瞬間も命のやりとりはあるのだな
などなど気持ちの整理が付くのか付かないのか不…
インドネシア・ラマレラ。鯨とともに生きる村人たち。石川梵監督が30年にわたりラマレラ村を取材し2017年から2019年の3年間に撮影したドキュメンタリー。
青黒い海と鯨の赤い血。銛一本で海に身を躍…
©Bon Ishikawa