「ファーザー」の次作は「The Son」。
という事は、次作は恐らく「Baby」、そして次々作は「胎児」を描いたクローネンバーグみたいな作品になるはず！（ならない）
離れて暮らす問題を抱えている息子との関係を描いた作品ですが、近年では似たテーマの「カモンカモン」を思い出しましたが、アチラは互いに理解を深め距離を縮めていくお話ですが、本作は距離を埋めれない、近づき方がわからない内容なので、個人的には「マンチェスター・バイ・ザ・シー」×「レボリューショナリーロード」を2で割ったような作品だなと感じました。
何というか弱者に優しく寄り添う撮り方をしてるのですが、大人たちには容赦なく引いて描いているといいますか。。
ヒュージャクは、もはやウルヴァリンおじさんのイメージしかなかったですが、こんな繊細な演技できるとは！とビックリしました。
相変わらず編集は抜群ですが、少しどっちつかずの印象で混乱してしまったので、色々と惜しい作品だなと感じてしまいました。
