みやしゅん

流浪の月のみやしゅんのレビュー・感想・評価

流浪の月(2022年製作の映画)
4.9
『怒り』よりも言葉にできないやつ。と言うより、自分の感情を表現するボキャブラリーがない。

原作が凪良ゆうで、監督が『怒り』の李監督と聞いたら、観るしかない。本当は時間のある時に観たかったけど、万全の体調で観たかったけど、原作読み終えてから観たかったけど、我慢できず仕事終わりに鑑賞…自分の映画欲には勝てませんでした😂

オープニングからグッと惹きこまれ、途中までしか読んでいない原作小説の物語が上手に交差されてて無駄なカットがない。凪良ゆう特有の"はぐれ者"の描き方と映像が相まって、さらに映画ならではのアレンジによって切なさが激増しているのもポイント。あえて原作にある登場人物たちの幼い時の家族のエピソードをカットしてるようにも感じる。登場人物すべてが切なすぎて、もうつらい…。

この静かさとゆったりさなのに、とても150分だとは思えない体感の速さ…めちゃくちゃ不思議。広瀬すず、松坂桃李、横浜流星、多部未華子の圧倒的演技力…からの白鳥玉季のとどめ。彼女すごい…化けますね!

はぁ、やるせない。