ちぇこまん

流浪の月のちぇこまんのレビュー・感想・評価

流浪の月(2022年製作の映画)
4.1
松坂桃李推しで怒りとか悪人の監督という事で外れないだろうなって思って何にも知らないで観てきました。

色々な事情があって家に帰りたくない少女を19歳の男子が保護して楽しく暮らしていたら誘拐犯とその被害者の烙印を押されて15年が過ぎた後もその烙印が剥がれない。
あるキッカケでスズが松坂桃李のお店にたまたま入店してしまい再開してしまうお話。

150分もある映画だけど全然退屈するシーンもなく凄く面白かった。社会的に殺されると詰みやなってくらい残酷で息苦しい。

松坂桃李は流石の一言。
何でこんな役作りとはいえガリガリやねんとか思ってたけど最後に明らかになる。
プロ意識が高いのは当然として演技も素晴らしい。ちょっと前に広島で暴れてた警官を見てたので驚かされる。

広瀬はアリス派ですがすずも暫く見ないうちに一皮剥けてて良かった。
近々マックのCMが入りますよこれ。
ハンバーガー食べたくなる。

後は横浜流星ってこんなクズキャラも出来るんだっていう演技の幅が見れて男性ファン滅茶苦茶増えそう。

それ以外にも子供時代のスズ役の子も良かったし傍に支える役者人達も滅茶苦茶演技力が高くて素晴らしかったです。

取り敢えず今年の方がは暫定一位はこの映画かな?良質な邦画が見たい人は取り敢えずオススメします^_^