ミケランジェロまゆ

流浪の月のミケランジェロまゆのレビュー・感想・評価

流浪の月(2022年製作の映画)
4.3
私たちが生きていたら日常のそこかしこにある、噂、偏見、軽蔑「本当にそれが真実なのか?」を監督が自分に問うているようだった。帰り道、週刊誌を手にとってこの中にどれだけの真実が書かれていて、一文の中にどれだけの登場人物の背景が端折られているのだろうと想像して、ちょっぴり悲しくなった。