きくひめ

流浪の月のきくひめのレビュー・感想・評価

流浪の月(2022年製作の映画)
4.8
長いし、暗いし、テーマが重いけど、私は好きかも〜。長いけど、全然気になんなかったなぁ〜。コレだけ暗いと、途中から倍速にして観たりするんだけど、普通に魅入っちゃった。
まず、役者が良かった!広瀬すずと松坂桃李がなんだか今までと別人のように違った感じ。広瀬すず、一気に大人になった⁇
自分達と違っているだけで非難する人、マスコミの報道を鵜呑みにする人…ホントの事なんて、当事者達しか分かんないのに。誰かが作られたストーリーに乗せられたり、自分の考えを周りに押し付けたり…そんな他人の固定観念で社会から排除されてしまう人…文だって、好きでこのように産まれたわけじゃないのに、しかも他の人に迷惑かけないように自分の欲求を押し殺して生きてきたのに、真実を知らない人々は自分と違っていると言うことだけで、犯罪者に仕立ててしまう…そして、10歳の子供の主張なんて聞こうともせず、他の大人達の物差しで測って、🆖と判断。もっと彼を見てあげて〜!もっと子供の話にも耳を傾けてあげて〜!
そして、年月が経ってても追いかけてくるレッテル。特に今はネット社会だから、ちょっと検索すると出てきちゃうしね。
更紗の恋人・亮役の横浜流星もクズ男っぷりが良かった!この男の方が文より犯罪者だけどね。冤罪よりこの迷惑行為取り締まってくれよ〜💦こっちの方が社会の"ゴミ"。
久しぶりに観た内田也哉子…益々、お母さんに似てきた。この人は趣味で女優してるの⁇最近旦那が働いてないから⁇お母さんに似て、個性的な感じでいいモノ持ってるんだから、本格的な女優さんとして活動すればいいのに…なんだか勿体ないわ。
因みにこの"流浪の月"だけど、タイトルを聞いた時"虎狼の血"の第3弾だと思ったんだよね😓で、上映前に他の作品を観に行った時ポスターを観て"⁇⁇"…雰囲気全く違った💧私の大きな勘違いでした😅
🇯🇵20230526@67
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