大好きな作品
小説から映画に入ったけど、この映画は特にがっかりすることなく楽しめました。(小説の記憶が数年前で曖昧なのもある)
強いて言えば、色々省かれているのは仕方ないのでアンティークショップのおじさんがバカラくれたシーンは映画として必要あったのかな？それよりも実の両親と生活していた頃の美しい日々を少しでも見せられたら良かったなぁと。
本人がどれだけ本当のことを言っても誰も信じてくれなくて、みんなから勝手に可哀想な子だと思われてデジタルタトューも刻まれて、ありもしない被害を大変だったねと勝手に同情されて、こんなに生きづらい世界はあるだろうか。
映画の中で誰かが言った「みんな自分の信じたいように信じるからね」みたいな台詞で、芸能人が本人は否定していてもSNSである事ない事言いたい放題されている様子が思い浮かんで深く頷いてしまった。人間の嫌なところ。
演技なのに横浜流星が本当にDV男に見えてくるくらい演技力が素晴らしかった…DV男だけど色気が溢れちゃっ、私の思う彼女と共演して欲しくない俳優ランキングNo.1です(今思いつきで言いました
松坂桃李は言うまでもなくもう本当にいつもすんげぇです
私は更紗が実の両親と暮らしていた頃のキラキラした美しい日々が大好き。映画では省かれているので
この映画を気に入った方には是非原作も読んでいただきたい。
安西さん、子どもを預けて結局どうしてたんだっけ…原作を読み返さなきゃ。みんな原作も読もう
